自己破産:子供の学費などで借入れがかさんだが、管財人がつかず無事免責が下りた事例

依頼者の属性

・田辺市在住
・年代 40代
・性別 女性
・家族構成 子あり
・職業 会社員
・負債総額 約880万円
・債権者数 10名
・管財人の有無 なし

相談時の状況、相談のきっかけ

依頼者は、離婚して子供たちを引き取り、会社員として勤務しながら、子供たちを養育してきました。その後、子供たちが大学に進学することになり、その学費にあてるため、まとまった借入をしましたが、給料だけでは返済が厳しくなり、他からも借金するようになって、借金総額が膨らみ、返済を続けられなくなりました。

当事務所を選んだ理由

地域社会が狭いため、地元の弁護士には頼みたくないとのことで、和歌山市内の弁護士のホームページを調べ、そのなかで破産・倒産に詳しそうだったとのことで、当事務所へ相談されました。

解決までの手順

受任後、直ちに、全債権者に、弁護士が受任したことの通知を送り、債権者から依頼者への直接の請求が止まり、通常の生活に戻れました。依頼者の主な借金の原因が子供の学費であり、借金がかさんだ事情に汲むべき事情があることから、裁判所から、管財人を付けるよう求められることもなく、破産開始決定と同時廃止決定を出してもらえました。その後、開始決定後2ヶ月ほど後に、無事に免責許可決定が出ました。

解決のポイント(所感)

和歌山県は地域社会が狭いため、このケースのように、地元の弁護士に頼みづらいという方が、一定数いらっしゃいます。当事務所では、そういった方の自己破産申立についても、ためらわずに受任していますので、どうぞご相談ください。