過払金:示談交渉で、1社から過払金6万円を回収した事例

依頼者の属性

・和歌山市在住
・年代 40代
・性別 男性
・家族構成 単身
・職業 会社員
・弁護士受任前の負債総額 34万円
・相手方 CFJ合同会社
・過払金回収額 6万円

相談時の状況、相談のきっかけ

依頼者は、CFJ合同会社との間で、長年取引がありました。依頼者はまだ借金が残っていましたが、返済が苦しくなり、10年ほど前から返済をしておらず放置していたため、負債について消滅時効の手続きをとりたいとのことで、当事務所に相談されました。

当事務所を選んだ理由

インターネットで当事務所のホームページを見て、当事務所に相談されました。

解決までの手順

利息制限法で引き直し計算すれば過払金が発生している可能性があり、また、過払金の時効にぎりぎり間に合う可能性があったため、受任後、念のためCFJ合同会社から取引履歴を取り寄せました。そこで、返済をやめてから9年半経ったところで、過払金の時効にぎりぎり間に合っており、また、利息制限法で引き直し計算したところ、若干の過払金があることが判明しました。依頼者としては、長年気にやんでいたCFJからの負債がなくなったばかりか、過払金まで返還されることに驚きました。過払金の返還請求には、いろいろな争点があったのですが、依頼者の希望で早期解決を優先させることとして交渉をし、最終的には、6万円の返還を受ける内容で和解をしました。

解決のポイント(所感)

過払金の返還請求は、取引がなくなってから10年で時効になってしまいます。以前、利息の高かったころに消費者金融と取引のあった方は、早めに弁護士にご相談ください。