任意整理:相続債務を放置していたため裁判を起こされそうになったが、本来の債務額より減額して和解できた事例

・紀の川市在住
・年代 30代
・性別 男性
・家族構成 単身
・職業 自営業
・負債総額 約343万円
・債権者数 1名

示談の結果

・返済総額 約343万円
・支払期間 一括
・支払額約 80万円

相談時の状況、相談のきっかけ

依頼者は、父の死亡に伴い,父の自営業を引継ぐとともに父の債務も相続しました。その後,不定期に一部弁済を続けていましたが,収入が不安定で,支払いを止めてしまいました。その後,相続債権者から債権譲渡を受けた債権回収会社(サービサー)の代理人弁護士から,80万円を一括弁済するなら残債務を免除するので,どうするか返答されたいとの文書を受け取りましたが,それでも約5か月の間,放置してしまいました。そのため、債権回収会社(サービサー)の代理人弁護士から,このまま放置するのであれば,本来の債務額どおり,債務残元本約343万円と高額な遅延損害金の支払いを求める裁判を起こす,という内容の通知を受けました。

当事務所を選んだ理由

依頼者の兄弟が心配され、地元の弁護士のホームページを調べ、当事務所に相談を勧められました。

解決までの手順

依頼者の兄弟から,この際,約5か月前の提案どおり,80万円の一括弁済資金を立替えるので,なんとか示談解決したい,との申し出がありました。そこで,受任後、直ちに、債権回収会社(サービサー)の代理人弁護士に、弁護士が受任したことと,上記申し出があることについての通知を送りました。約5か月前の提案を,いまさら債権回収会社(サービサー)が受託するかどうか分からず心配しましたが,幸い,債権回収会社(サービサー)の理解があり,債務残元本約343万円と高額な遅延損害金の支払いを求める裁判を起こされることなく,80万円を一括弁済して残債務の免除を受けるという内容で,和解が成立しました。和解成立後,直ちに80万円を一括弁済して,残債務の免除を受けることができました。

解決のポイント(所感)

債権者に代理人弁護士が付いて,弁護士から通知文書が届いた場合,これを放置すると,裁判を起こされる可能性が高いです。ですから,債権者側の弁護士から通知文書が届いた場合,それを放置してしまうのはまずいです。このケースでは,裁判を起こされる直前の段階で放置せずに,弁護士に相談されましたので,何とか穏便な解決ができてよかったです。